センナ茶って何ですか?

センナ茶をご存知でしょうか。

 

センナというのはバラ目マメ科の植物で、生薬や下剤、便秘薬などに使われる
植物です。
センナ茶は生薬などよりも摂取する成分が抑えられるので自然なお通じが得ら
れるということで人気となりましたが、少々問題を抱えているのが実状です。

 

そもそも日本ではセンナの果実、小葉、葉柄、葉軸については「医薬品」に該
します。したがって、これらの部位が食品に使用されることは禁じられてい
ますので、もしセンナ茶に上記の部位が入っていたら薬事法違反です。

 

センナ茶として提供できるのはセンナの茎の部分のみなのですが、その茎にも
小葉と同様に薬効成分センノシドが含まれていることが判っています。
そしてセンナと見分けがつきにくい類似植物ゴールデンキャンドルは、小葉、
葉柄、葉軸だけでなく、茎、花にも同じくセンノシドが含まれており、これら
を摂取すると量や体質によってはひどい腹痛や下痢などを引き起こす可能性
あります。
そして摂取量や体質、飲用期間にもよりますが、嘔吐や過敏性大腸炎など怖い
副作用があることもわかっています。

 

センナ茶の摂取方法はとても難しいと言えるでしょう。
国民生活センターが商品テストを行った結果でも、ほとんどの商品で下剤とし
て影響を及ぼす量のセンノシドが検出されており、中には茎以外の部位が入っ
ているもの、原型がわからないほど砕かれたものなどもあり、私たち素人が見
分けられる状態ではないようです。

 

摂取する場合は信用のあるメーカーを選び、量や濃さなどに十分注意が必要
す。
妊婦や産後の母体、子ども、高齢者の飲用は控えたほうが安全でしょう。